ヘッダーイメージ

ごあいさつ


全日本合唱教育研究会東京支部 支部長 眞鍋淳一


心に響く合唱を求めて

 これまで、渡瀬昌治氏が支部長をつとめていましたが、平成23年4月1日より眞鍋淳一が支部長をつとめることになりました。これまでと同様に合唱教育発展のために様々な活動を行っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 私たち合唱研東京支部は、昭和58年4月に新しいスタッフにより発足しました。これまで、3つの柱(1,授業研究、2,指導者講習会、3,リーダー講習会)を中心に研究会を進めてきました。現在は、箱根合唱セミナー(ザ・プリンス箱根での宿泊研修会)、パートリーダー講習会(NHKの課題曲)、そして3回目になる春の合唱セミナー(クラス合唱新曲発表会)を中心に、現場に役立つ研修を目標に活動を行っています。

 授業研究ではベテランの先生、若手の先生など幅広く授業をおこなってきました。

授業のタイトルは「合唱導入期の指導」「混声四部合唱の試み」「心を育てる合唱指導」等で、各授業ともいろいろな工夫がなされ生徒の意欲を生み出す授業が展開されました。

 箱根合唱セミナーでは、著名な作曲家や指導者を招き、自作品の紹介、アドバイス、歌い方のポイントなどを教えていただきました。また、合唱指導者には「発声指導」「合唱指導のノウハウ」「指揮あれこれ」を指導していただきました。参加者は、各講師の先生方の豊かな音楽性や指導力に触れ、貴重な体験をしました。春の合唱セミナーでは作曲家や合唱指導者を招き、新学期からすぐに使える「クラス合唱の新曲」の紹介や指導法を教えていただきました。パートリーダー講習会では、各学校のリーダーが6人ほど集まり、NHKコンクールの課題曲の指導を、作曲家(その年の課題曲)や合唱指導者から学びました。

 今後とも、スタッフ一同、感動する授業や心に響く合唱指導を求めて、この会を進めていきたいと思っています。